2006.05.31−06.01

5.30の夕方、会社のPCで温泉の情報を集めていたとき、
パッと思いついたのが「乗鞍岳」
前々から夏に行こうと思っていたけど、我慢できなかったみたいです。

大阪を朝の5:00に出発!
阪神高速名神東海北陸道R158を走って
名神のリフレッシュ工事の影響で所々で渋滞に巻き込まれながらも
昼前の11:00に「ほおのき平駐車場」に到着

途中、SAで休憩を重ねて走りました。
さすがに鎖骨が痛い

長時間運転していると、僕は何故か鎖骨周りも痛くなるのです。

到着後、まずは走れる服装に着替えました。
高い山は、平地と全然温度が違うので、
ちょい厚めの長袖、長ズボンをリュックの中へ
MTBにキャリアーを付け、リュックを括り付けて
体には日焼け止めを塗り

11:30 準備完了

近くにあった自動販売機のそばに
「乗鞍岳ヒルクライム」のポスターが貼ってあった。
どうやらコースは、僕が今回予定した道と全く同じ
「乗鞍スカイライン」



乗鞍スカイラインは、バス、タクシー、自転車と
通行許可車だけが通れます。

なお、通行可能時間は以下のとおりです。

5月15日〜6月30日
10月1日〜10月31日
7:00〜18:00

7月1日〜9月30日
3:30〜18:00

ほおのき平から乗鞍スカイラインの入り口(平湯峠)まで約6km
ほおのき平の標高は1200m

スカイライン門前の標高1684m
標高差は約480m


約30minで峠に到着
 
1600mを超えると、景色違いますね
こんな感じ

まだ、普段と変わんねぇーよ

12:21 乗鞍スカイラインの入口
スカイラインには門が設置されていて、
警備員も配置されています。

指定車以外が近づくと止められます。

閉門は18:00

約4時間で往復しなき

12:33

12:45
天気予報どおりの晴れ

確かに日差しは強いし、暑くて汗もかくけど
都会と違って清々しい

時々吹き抜ける風が心地良い
2000mに近づくと雪の量が増えてきます。
風も強くなってきました。

でも、勾配がきつくないので
精神的にも体力的にも


12:55
13:04 (写真拡大可)

13:05
13:27
道を走るのはバスがメイン
時々、指定車両が登っていきます。

自転車は…オレだけ。

2000mを超えると残雪がすごい
たま〜に旅行雑誌で見る雪の壁

実際に見て、走って…
半袖は寒かった。

13:34
13:39 (写真拡大可)

13:47
時々下ってくるバス

バスの運転手やガイドさんが
応援してくれます。

お客さんは、驚いた顔で見ていました。
13:51(写真拡大可)
14:01

14:10 畳平に到着
ここが畳平
乗鞍ヒルクライムレースのゴールはココです!
標高2702m

スカイライン入口からの標高差は
1018m

龍神村から護摩壇山までのスカイラインと比べれば
ものすご−−−−−−−−く!


ここまで登るとすごく寒い
雪の残量が今までの道で見たのと違う
長野県側の道
「乗鞍エコーライン」とスカイラインの繋がるところは
雪に閉ざされて通行できない状態。

まだ時間に余裕があったし、登山道案内には
乗鞍岳、最高峰剣ヶ峰まで約90min
って書いていたので、目指すことにしました。

っとその前に、お腹が空いたので、乗鞍山荘(JR東海)で食事
牛丼の大盛りを注文
○野屋よりもご飯の量が多くて食べるのに時間が掛かった。


15:08 雪上を歩く
目的地へ向かうには、たまに雪上を歩きます。
ライトスパッツアイゼンが要りますな!

こんな感じ

15:21 結構登ってきました。

靴の中に雪が入って冷たすぎる

途中で道を間違って、コロナ観測所のある摩利支天岳」2873mまで上りました。
真正面には最高峰「剣ヶ峰」

雪の量がものすごい、風が強すぎるし冷たい
どこで道を間違ったのか、山荘で手に入れた案内図で確認
剣ヶ岳の麓を見ると、雪上を歩いている人を発見

本格的な山の登りの姿をしているのを見て
今回、乗鞍岳を甘く見ていたと改めて思いました。

そんな訳で、下山します。

この道、MTBで下ったら面白いやろうな
分岐を見つけました。
ちゃんと、表示がされていた…。

でも、これじゃ道とは分からない。
行っても痛い目に遭うだけやし。

もっと暖かいときに、またチャレンジしてみよう

このまま下山するのもつまらないので、約10minで登れる
「富士見岳」を登ることにしました。
吹き上げてくる風が強くて大変でしたが、
なんとか登りきりました。

富士見岳山頂 2818m

富士見岳からの下山にも注意が必要
帽子を右手に持って、左手でロープを掴んで下山。

時間も16:00と良い時間なので、さっさと乗鞍岳を下山します。
時間が遅いので、登ってくる指定車両の数も少なく、
畳平からスカイライン入口まで30minも掛からずに下れました。

警備員のおっちゃんに挨拶をして、ほおのき平駐車場へと下っていきます。


16:52 スカイライン入口

17:10 駐車場

早朝出発だと、さすがにお疲れが溜まって頭はボーっとしてる
毛布と寝袋を用意していたので「車中泊」も考えましたが、
やはり、この土地の美味しいものを食べてみたかったので、
近場の「平湯温泉」へ行き、観光案内所で宿泊手配をしてもらいました。

泊まったところは岡田旅館



結構大きな宿で、お風呂は循環か掛け流しか分かりませんが、
微量な硫黄臭湯の花も少し浮いていました。


岡田旅館の部屋からの景色

朝、9:30にチェックアウトをして、
2日目は、穂高岳方面へ向かいました。

平湯温泉から約30min
新穂高ロープウェイ乗り場に到着しました。
平日なのに人が多い
若いひとは僅か…。

ロープウェイは第1、第2とあって、1度乗り換えて終点の2156mまで行くことになります。
ロープウェイ終点の外は、雪まみれ
アイゼンなしでは、先へ進めません

終点の施設で約15min楽しみ、再びロープウェイに乗り下山
第1ロープウェイに乗り、動き出し、駅から5m進んだところでゴンドラ停止
約30minゴンドラの中に居てました。
中では、非常識なおっちゃんが、ほかの登山客を不安がらすような事を言ってました。
冗談だとわかりますが、場所と状況を判断してもらいたい。

そんな冗談にも笑顔で答えていた乗務員。立派です。
でも、乗っていた人の中で1番不安に感じていたのかもしれません。

ロープウェイは、電気的故障だったので、運転は不可能
仕方なく、代替のバスで下山しました。

下山して時間は12:00
何かを食べて、大阪へ帰ろうと思ったけど、
車内に置いてた「レーズンパン」をたまに口にしながら帰りました。

帰り道は、名神を使わずに
東名名阪国道西名阪阪神高速
で大阪に戻ってきました。
名阪国道でも工事をしていたので、岐阜から大阪まで
約9時間も掛かりました。きっつー

色々な人と出会い、めったに無い経験をして
疲れたけど、
すごく楽しかったし、今年あと1回は行きたい
そんな
乗鞍岳闘痔の旅でした。

走行記録(停止時間省く)
走行距離 43.65km
走行時間 2h47min
平均時速 15.6km/h
最高速度 66.7km/h

 

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